
Wassily Kandinsky · PD
日曜日(古きロシア)(習作)
作品情報
ストーリー
1903年、モスクワを再び訪れたカンディンスキーは、ガブリエーレ・ミュンターに宛てて、ここではまったく奇妙な気持ちになる、何百もの思い出が、なかば忘れていた光景がよみがえる、と書き送りました。翌年ミュンヘンに戻った彼が描いたのは、衣装と伝説の古いロシアです。甲冑の騎士と教会へ向かう人々が、日曜日、丸屋根の並ぶ城壁の町の前に集まっています。この主題には三つの形があります。完成作の油彩は幅95センチで、ロッテルダムのボイマンス・ファン・ベーニンゲン美術館にあり、ほかに小さな木版画も彫られました。これはその習作ですが、完成作とほとんど変わらない大きさで、同じ横長の帯のような画面は幅90センチ近く、高さは40センチ足らずです。ジュートという、目の粗いざっくりした布に、油彩とグワッシュで描かれています。




