
羊飼いの礼拝
作品情報
ストーリー
ベツレヘムの馬小屋で三人の羊飼いがひざまずき、マリアは布をめくって生まれたばかりの幼子を見せている。光は温かく、色は抑えられ、どのしぐさも小さくやさしい。ヤン・デ・ブライは飼い葉桶の脚に署名と1665年の年記を入れ、頭文字をひとつの組み文字にまとめている。
この板絵はおよそ一世紀のあいだ、ライプツィヒの個人コレクションを渡り歩いた。1768年の目録に載るゴットフリート・ヴィンクラーの収集室から、1855年まで手元に置いたユリウス・バウムゲルトナーのもとへ。1997年、マウリッツハイス友の会財団がH・B・ファン・デル・フェンの大きな支援を得て購入し、以来、財団からの長期貸与として美術館に掛けられている。
