
Joshua Reynolds · PD
無垢の時代
作品情報
ストーリー
1788年ごろ、王立美術アカデミーの初代会長ジョシュア・レノルズが、幼い少女の肖像を描いた。両手を胸の前で合わせ、白い服で草地に腰かけて、まっすぐこちらを見つめている。《無垢の時代》という題は後年つけられたもので、モデルが誰なのかは今もはっきりしない。この頃のヨーロッパでは、子どもを穢れなき存在として理想化する見方が広まっており、レノルズのこの少女像はその象徴として愛された。以後この絵は版画や複製で数えきれないほど広まり、イギリスの子ども像の定番になっていく。ふっくらとした頬と、無造作に乱れた巻き毛が、あどけなさを伝える。現在はロンドンのテートが所蔵している。




