
Rembrandt, The anatomy lesson of Dr. Joan Deijman, 1656. Wikimedia Commons. · PD
デイマン博士の解剖学講義
作品情報
ストーリー
レンブラントが1656年に描いた、解剖学の講義の場面です。ただし今見えているのは、もとの大きな絵の中央部分だけ。1723年の火災で大半が焼け、残ったのがこの一片です。台の上には、足の側から大きく短縮法で捉えられた遺体が横たわり、頭蓋は開かれて脳がのぞいています。手を差しのべているのが、外科医組合の解剖学者ヨアン・デイマン。まっすぐこちらへ突き出された足の裏と、切り開かれた頭という構図は、死せるキリストを足元から描いた古い絵を思わせます。アムステルダムの外科医たちが、自分たちの学識を誇って画家に注文した一枚でした。




