キリストの昇天

キリストの昇天


作品情報

制作年
1373
技法
テンペラ・板
種類
絵画
寸法
59 × 46 cm

ストーリー

使徒言行録は、キリストの昇天をわずかな言葉で語る。復活したキリストは使徒たちの目の前で天へ上げられ、やがて雲に覆われて見えなくなる。すると白い衣の二人の男が現れ、なぜ天を見上げて立っているのかと問いかける。バルナバの時代には、この場面に決まった型があった。上方にはアーモンド形の光背に包まれたキリスト、下方の一団の中央には聖母が置かれる。

1370年代初めにこの板絵を描いたバルナバは、その配置を組み替えた。マリアは中央ではなく右端に置かれ、ひとりの女性が身を寄せて彼女に語りかけている。使徒たちをたしなめる天使は、彼らの頭上の丘の上へ移されている。キリストの光背の先端さえ、画面の上端で断ち切られている。

板絵の高さは60センチに満たない。かつてはローマの初期イタリア絵画のコレクター、ジュリオ・ステルビーニの所蔵品で、美術史家アドルフォ・ヴェントゥーリが1906年にそのギャラリーの目録を著している。カピトリーノは1936年、このコレクションから本作を購入した。

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