
テルヘイデの海戦
作品情報
ストーリー
1653年8月10日、オランダ沿岸のスヘフェニンゲンとテルヘイデのあいだに広がる砂丘の沖で、オランダ共和国の艦隊は、数週間にわたって港を封鎖していたイギリス艦隊に攻撃をしかけました。貿易と海の支配をめぐって争われた第一次英蘭戦争の、最後の大海戦です。幅3メートル近い大画面の中央では、オランダの旗艦ブレデローデ号が、イギリスの旗艦レゾリューション号に砲撃を浴びせています。レゾリューション号を率いたのは、陸軍の将軍でありながら海の指揮を任されたジョージ・マンクでした。
オランダはこの戦いに敗れ、指揮官の海軍中将マールテン・トロンプは、戦闘の序盤にブレデローデ号の艦上でマスケット銃の弾に倒れました。ヤン・アブラハムス・ベールストラーテンは左下の流木に署名を入れています。アムステルダム国立美術館がこの絵を購入したのは1808年のことです。