
Sailko · PD
ティヴォリの小瀑布
作品情報
ストーリー
1826年11月、ローマの東の丘にあるティヴォリでアニエーネ川が氾濫し、町のいちばん古い地区の家々を押し流した。教皇グレゴリウス16世は土木工事で応じた。カティッロ山に二本のトンネルが掘られ、1835年に完成すると、川は町を迂回し、落差100メートルを超えるひとつの大きな滝となって落ちるようになった。1843年にコローがここで描いたとき、その大滝はできてまだ八年だった。この小さな習作が描くのは別のもの、町の下の斜面を流れ落ちる小さな滝の群れ、カスカテッレである。そのひとつが、暗い緑の茂みにおおわれた斜面の下、左手に白い筋となって見える。尾根には城壁と四角い塔、日を浴びた大きな明るい建物が連なる。




