ソフィアの聖ソフィア教会

ソフィアの聖ソフィア教会


作品情報

アーティスト
Josef Pitter
制作年
1910
技法
アクアチント
寸法
29 × 23.5 cm

ストーリー

この版画の教会は、まわりの街に名を与えた、まさにその教会である。14世紀にソフィアは聖ソフィアの名を受け継いだ。ピッテルがここに写し取った建物は、そのときすでにいくつもの生を経ていた。今その場所に立つのは、おおよそ五代目の聖堂で、6世紀に皇帝ユスティニアヌスのもとで建てられた。オスマン支配下ではモスクに造り替えられ、古い壁画は失われ、ミナレットが加えられた。1818年と1858年の二度の地震がそのミナレットを倒し、建物を廃墟のまま残した。ピッテルがこのアクアチントを制作したのは1910年、ブルガリアが独立王国を宣言してから二年後のことで、街に名を与えたその古い殻を、ようやく組み直しはじめたころだった。

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