サーカス

Georges Seurat · PD

サーカス


作品情報

アーティスト
ジョルジュ・スーラ
制作年
1891
技法
カンヴァスに油彩
種類
絵画
寸法
1,850 × 1,520 cm

ストーリー

1891年の春、ジョルジュ・スーラはこの大画面を仕上げる途中で急に亡くなった。30歳、死因はおそらくジフテリアで、あまりに突然のことだった。だから《サーカス》は未完のまま残されている。画面の縁やところどころに、塗り切られていない部分が今も見てとれる。円形の舞台で跳ねる曲馬乗り、宙を舞う軽業師、前列で身をのけぞらせる観客たち。上へ跳ね上がる線ばかりで組み立てられているのは偶然ではない。スーラは、上向きの線は快活さを、黄や赤は高揚を生むという当時の学者シャルル・アンリの理論に強く惹かれ、感情を計算で構築しようとしていた。無数の細かな点を並べる新印象派の手法を、彼はここで軽やかな祝祭の場面に用いた。画面右下、赤い服を着て背を向けて立つのは鞭を持った座長で、客席と輪の中の演技とをつなぐように置かれている。

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