聖母戴冠

聖母戴冠


作品情報

制作年
1514
技法
モミ材の板に油彩
種類
絵画
寸法
117 × 79 cm

ストーリー

この板絵はおそらくエピタフ、つまりニュルンベルクのある一家が教会に掲げた記念の絵で、その一家も画中にいる。天上の場面のずっと下、天使たちの横に小さく、左には夫がひざまずいて上を仰ぎ、右には妻と娘が当時のニュルンベルクの女性の頭飾りをつけてひざまずいている。そのなかには、町でシュトゥルツと呼ばれた丈の高い亜麻布のヴェールも見える。その上で聖母マリアが雲の上にひざまずき、並んで玉座に着いた父なる神とキリストが、ひとつの冠をともに彼女の頭上に掲げている。いちばん上には聖霊の鳩がいる。クルムバッハはこの構図を、師デューラーの木版画、1510年の《聖母戴冠》と1511年の《聖三位一体》から取った。マリアの下には自分のHKの組み文字と1514年の年記を入れている。右側にある同じ年記とデューラーの組み文字は、のちに別人が書き加えたものだ。

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