
聖母戴冠、ヨアキムとアンナの生涯および聖母の生涯の諸場面
作品情報
ストーリー
折りたたみ式のこの小さな三連祭壇画の中央パネルに、ジュスト・デ・メナブオイは自分の名と1367年という年、そしてミラノで描いたと記すラテン語の銘を残しました。ミラノ時代のものとして知られる最後の作品です。翼を開くと、中央ではキリストが聖人たちに囲まれた聖母に冠を授け、片方の翼には降誕、もう片方には磔刑が描かれています。受胎告知は二つの翼の尖った上部に分けて配されています。翼を閉じると、外側には聖母の両親ヨアキムとアンナの物語、そしてヨセフとの婚約に至る聖母の少女時代が繰り広げられます。これらの場面は、パドヴァのスクロヴェーニ礼拝堂にあるジョットのフレスコ画にならったものです。注文主はドミニコ会の修道女イゾッタ・デ・テルツァーゴだったかもしれず、あるいは名の守護聖人がともに描かれているアンブロージョとカテリーナ・ビラーゴ夫妻だったのかもしれません。1847年にアルバート公が購入し、1863年にヴィクトリア女王がナショナル・ギャラリーに寄贈しました。