
Jean-Auguste-Dominique Ingres · PD
レオナルド・ダ・ヴィンチの死
作品情報
ストーリー
1519年、フランスの城館アンボワーズで、老いたレオナルド・ダ・ヴィンチが息を引き取った。晩年の彼を手厚く迎えていたのはフランス王フランソワ1世である。アングルがこの場面を描いたのは1818年、ローマに滞在していたころだった。中世や旧い時代への憧れが流行するなか、彼は王が身をかがめて画家を抱きとめる姿を、うやうやしく、まるで宗教画のように仕立てている。この心打つ逸話はルネサンスの伝記作者ヴァザーリが伝えたものだが、王が本当に臨終の床にいたかどうか、今日の歴史家の多くは疑わしいと見ている。




