キリストの冥府降下

Jacopo Tintoretto · PD

キリストの冥府降下


作品情報

制作年
1568
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
342 × 373 cm

ストーリー

1568年、ティントレットはヴェネツィアの小さな教区教会サン・カッシャーノのために働いており、この《地獄への降下》を、同じ内陣に掛ける《磔刑》と並べるために描いた。主題はキリストの陰府への降下である。十字架上の死から復活までのあいだに、キリストは冥界へ降り、自分より前に死んだ正しい人々を救い出す。古い時代の絵は、この場面をたいてい厳かに立つ一つの姿で表した。ところがティントレットは、光の奔流のなかでキリストを大きな丸天井の広間へ飛び込むように描き、二人の天使と、両手を差し伸べる解き放たれた魂たちがそれに従う。画面の右下には、三人の小さな人物が聖なる場面から少し離れてひざまずいている。この絵の代金を払った寄進者たちである。これらの絵は教会を一度も離れておらず、今日もサン・カッシャーノで、ティントレットが定めた場所に掛かるこの一枚を見ることができる。

まもなく、物語は持ち歩ける音声に。登録を。