楽園追放

楽園追放


作品情報

アーティスト
ミヒール・コクシー
制作年
1550
技法
油彩、オーク板
種類
絵画
寸法
237 × 87.5 cm

ストーリー

剣を持った天使がアダムとエバを園から追い出し、二人は歩きながら体を覆おうとしている。『創世記』第3章の最後の数節にあたる場面だ。まわりには、二人が失おうとしている楽園の動物たちがいる。コクシーはこの板を1550年頃、自作の『人間の堕落』と対になるように描いた。縦長の二枚は、中央パネルが失われた三連祭壇画の両翼だと一般に考えられている。ウィーンへ来た経緯のほうは、もっとよく分かっている。二枚はオーストリアのレオポルト・ヴィルヘルム大公の所蔵品だった。大公は1647年から1656年までブリュッセルでスペイン領ネーデルラントの総督を務め、その地で大量の絵画を買い集めた。1656年にウィーンへ戻るとき、コレクションも一緒に運ばれ、それはのちに皇帝の絵画ギャラリーの礎のひとつとなった。そのギャラリーが、いまこの建物に掛かっている。

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