
Francisco Goya · PD
インファンテ・ドン・ルイスの家族
作品情報
ストーリー
1783年、ゴヤは王弟ドン・ルイスの一家に招かれた。ルイスは身分違いの結婚のために宮廷を追われ、地方の屋敷で暮らしていた。ゴヤはその家族が夜、蝋燭の光のもとでトランプに興じ、髪を結わせる寛いだ時間を描いた。画面の左下、暗がりの中で大きなカンヴァスに向かうのは、絵筆を握った画家自身だ。王家の傍流に流れついた一族と、宮廷画家になる前の若きゴヤが、同じ一つの灯りを分け合っている。中央の夫人の白い部屋着だけが、闇の中でひときわ明るい。




