
野外の宴(フェート・シャンペートル)
作品情報
ストーリー
手前の犬たちのあいだに、鎖につながれた小さな猿がいます。美術館によれば、これがこの野外の宴を読み解く鍵です。猿は、卑しい欲望に自らを縛らせる罪深い人間を表しています。1620年代の観客は華やかな光景を楽しみつつ、人生は飲み食いと浮かれ騒ぎだけではないという戒めも受け取ったはずです。田舎の館の前で、両端では男女が戯れ、左ではリュート弾きと笛を持つ女性が奏で、中央には長い食卓が整えられています。台座の上にはオウムとクジャクがとまり、右手前の大きな鉢では酒瓶が冷やされています。署名と年記は中央やや左にありますが、いまでは赤外線リフレクトグラフィーでしか見えません。
