
Pieter Brueghel the Elder, The Fight Between Carnival and Lent, 1559. Wikimedia Commons. · PD
謝肉祭と四旬節の喧嘩
作品情報
ストーリー
ブリューゲルが1559年に描いたのは、人でひしめく町の広場である。およそ200人が、思い思いに動きまわっている。画面の手前では、奇妙な一騎打ちが始まろうとしている。左は謝肉祭で、太った男が酒樽にまたがり、串刺しの肉を槍のように構える。右は四旬節で、痩せこけた人物が荷車に乗り、魚を二匹のせたパン焼きべらを突き出す。ごちそうと断食、酒場と教会、正反対の二つの季節がこの広場でぶつかり合う。じっさい当時の謝肉祭では、こうした見立ての行列がおこなわれていた。




