
John Quidor · PD
イカボッド・クレーンを追う首なし騎士
作品情報
ストーリー
1858年ごろ、アメリカの作家たちは自分たちだけの民話を探しており、ワシントン・アーヴィングが1820年に発表した『スリーピー・ホローの伝説』はまさにうってつけの題材だった。ジョン・クイダーが選んだのは、誰もが覚えている場面である。村の教師イカボッド・クレーンが夜の闇を馬で駆け逃げ、その背後を首なし騎士が追い、すでにカボチャを振りかざして投げつけようとしている。重く垂れこめた空、脇に浮かぶ月、濃い影が、この追跡をそのまま悪夢に変えている。クイダー自身は存命中ほとんど知られず、馬車や消防車の装飾を描いて生計を立てた画家で、アーヴィングの物語には幾度も立ち返った。