
Daniel Seghers / Erasmus Quellinus II / Simon de Vos / Jan Boeckhorst · PD
花輪の中の聖家族
作品情報
ストーリー
ウィーン美術史美術館は、この板絵がアントウェルペンのイエズス会学院から来たものと考えています。ウィーンに入った1776年という年も、その推定とよく合います。1773年に教皇がイエズス会を解散させ、ハプスブルク家のネーデルラント各地で学院が閉鎖され、財産は目録に記されて売却されました。この絵がイエズス会の建物にあったのは自然なことです。花を描いたダニエル・セーヘルス自身が修道会の助修士で、まさにそのアントウェルペンの共同体で暮らしていたからです。花輪は彼の手になるもので、1644年の年記があります。中央の小さな聖家族は別の画家の作です。美術館は現在これをアントウェルペンの人物画家シモン・デ・フォスに帰していますが、長いあいだエラスムス・クェリヌス(子)の作とされていました。




