
Francisco de Zurbarán · PD
無原罪の聖母
作品情報
ストーリー
17世紀初めのスペインでは、無原罪の御宿りをめぐる信心が国を挙げての運動になっていた。セビーリャは特に熱心で、市の参事会は1630年、スルバランに「清らかな御宿り」の絵を任せる決定を記録に残している。この絵がその一点かどうかは定かではなく、様式から1635年頃とみる研究者もいる。マリアはまだ少女の姿で、そのため地元では「少女のインマクラダ」と呼ばれてきた。足元には塔や庭園、泉といったマリアを表す標識が並び、その間にセビーリャの鐘楼ヒラルダが顔を出している。絵は長くハドラケの町にあり、1952年に地元へ寄贈されたのち、シグエンサの司教区美術館に預けられている。




