
王女イサベル・クララ・エウヘニアとカタリナ・ミカエラ
作品情報
ストーリー
プラド美術館はこの絵を1575年ごろとしている。描かれているのはフェリペ2世の年長の娘二人、イサベル・クララ・エウヘニアとカタリナ・ミカエラで、二人とも1568年に母を亡くしている。
衣裳はスペイン宮廷の正装である。ベルデュガードで釣鐘形に張った硬い錦の胴衣とスカート、幾重ものひだ襟、首にも髪にも真珠、腰には大人の女性と同じV字の金の帯。子ども用に緩められたところはどこにもない。
二人をつないでいるのは、互いに差し出した小さな花の輪だけである。姉は白いハンカチを手にしてこちらを見つめ、妹は視線を外している。画面右下には63という数字が描き込まれている。1794年、ブエン・レティーロ宮の目録でこの絵に付いた番号である。




