
Eugène Louis Boudin · PD
トルーヴィルの防波堤:夕日
作品情報
ストーリー
トゥルーヴィルに鉄道が届くのは1863年7月、この絵の翌年のことである。それまで海水浴客はル・アーヴルからの蒸気船か馬車でやってきて、船はトゥーク川の河口に突き出た木の桟橋に着いた。桟橋は荷揚げ場であると同時に、夕方になれば滞在客が端まで歩いていく散歩道でもあった。ブーダンが初めてトゥルーヴィルに来たのは1861年で、この桟橋は1860年代を通じて彼の主題のひとつになる。オックスフォードのアシュモレアン博物館にあるこの板絵は横48センチ、縦26センチ、戸外に持ち出せる大きさで、1937年にフローレンス・ウェルドンの遺贈として館に入った。




