騎士の夢

Antonio de Pereda · PD

騎士の夢


作品情報

制作年
1670
技法
油彩
種類
絵画
寸法
152 × 217 cm

ストーリー

若い貴族が肘掛け椅子でうたた寝をしていて、画面の右半分はまるごと彼の夢である。闇のなかから翼をもつ人物が現れ、一枚の帯状の巻物を広げる。そして卓上には、人が追い求めるものが山と積まれている。教皇の三重冠と王冠、甲冑、金貨、宝石、書物、芝居の仮面。そのあいだに二つの髑髏、消えた蝋燭、時計が置かれ、すべてに終わりが来ると告げている。これはヴァニタス、17世紀スペインの得意とした主題で、反宗教改革の説教師たちが「デセンガーニョ」、すなわち世の幻想からの苦い目覚めを説いていたころに描かれた。巻物にはラテン語の銘が走り、それは永遠に傷つけ、速く飛び、殺すと語って、眠る男がまだ学んでいない教訓をつづっている。

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