
Henri de Toulouse-Lautrec · PD
食堂の女たち
作品情報
ストーリー
19世紀末のパリでは、娼家は登録制で公認の営業をしていた。ロートレックは1893年から95年にかけて、ムーラン街6番地のその一軒に通い、長いときには寝泊まりもしている。ここに描かれたのは、客を迎える広間から奥へ入った、女たちが食事をとる部屋である。手前に三人が並び、その後ろにも人がいて、奥の鏡には四人目の顔が映り込む。表情はどれも動いていない。支持体は厚紙で、絵具は薄く、地の色をかなり残したまま置かれている。ブダペストの美術館がロートレックの油彩として持っているのは、この一枚だけである。




