最後の一滴

Judith Leyster, Dutch (active Haarlem and Amsterdam), 1609 - 1660 (1609 - 1660) – Artist/Maker (Dutch (active Haarlem and Amsterdam)) Born in Haarlem, Netherlands. Details on Google Art Project · PD

最後の一滴


作品情報

制作年
1639
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
89.18 × 73.56 cm

ストーリー

一見すると酒場の情景である。二人の若者が、宴のさなかに最後の一滴まで飲み干している。ひとりが服の上にまとった仮装は、四旬節の前夜、断食の前に飲み食いにふける晩であることを告げる。だがユディト・レイステルは、二人のあいだにひそかな戒めを置いた。右手には骸骨が立ち、片手に砂時計、片手に頭蓋骨を掲げている。酔った二人はそれに気づかない。これは古くからのヴァニタス、時の尽きることを思い出させる姿である。のちに、この姿はあまりに目ざわりと見なされ、絵具で塗りつぶされ、あとには無害な燭台だけが残された。フィラデルフィアでの展覧会のために画面を洗浄したとき、修復家たちは骸骨を再び光のもとに戻し、宴は苦い後味を取り戻した。レイステルは、ハールレムの画家組合に親方として迎えられた数少ない女性の一人だった。

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