絞首台の上のカササギ

Pieter Brueghel the Elder, The Magpie on the Gallows, 1568. Wikimedia Commons. · PD

絞首台の上のカササギ


作品情報

制作年
1568
技法
板に油彩
種類
絵画
寸法
46 × 51 cm

ストーリー

ブリューゲルが亡くなる前年、1568年に描いた小さな板絵だ。緑の谷を見下ろす丘に、一基の絞首台がぽつんと立つ。その横木の上に一羽のカササギがとまる。足元では農民たちが手を取り、絞首台のすぐそばで陽気に踊っている。当時ネーデルラントはスペインのアルバ公の圧政下にあり、処刑台は日常の光景だった。カササギはおしゃべりや告げ口の象徴とされ、うかつな噂が人を絞首台へ送るという戒めが込められているとも読まれる。画家は死に際してこの絵を妻に遺した。踊る人々のさらに手前、左下の茂みには、用を足すもう一人の農民がひそかに描き込まれている。

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