聖セバスティアヌスの殉教

聖セバスティアヌスの殉教


作品情報

制作年
1488
技法
剥離フレスコ、カンヴァスに移設
寸法
265 × 170 cm

ストーリー

このフレスコはサンタ・マリア・ディ・ブレラ聖堂の左手最初の祭壇にあり、その隣には、おそらく同じフォッパの手になる聖ロクスが立っていた。セバスティアヌスとロクスはロンバルディアの町がペストに際して祈った聖人で、そのため祭壇では組にされるのが常だった。聖ロクスは1787年に取り外され、以後行方がわからない。やがて聖堂そのものが消える。1808年、建築家ピエトロ・ジラルドーニが建物を水平に二つに切り、その上半分から新しい絵画館の展示室を取り出した。中世の正面壁は翌年に取り壊されている。フォッパの聖セバスティアヌスは1808年に壁から剥がされ、上の階へ運ばれた。つまりこの絵は自分の聖堂から一度も出ていない。漆喰には、描く前にフォッパが引いた刻線が今も見え、聖人の右腕を動かしたことがわかる。

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