
John Singer Sargent · PD
師とその弟子たち
作品情報
ストーリー
イーゼルに向かう男性はイギリスの風景画家エイドリアン・ストークス、そのまわりに集まる三人の若い女性が題名の「弟子たち」です。ただし三人とも、同じ一人がポーズをとっています。ストークスの妻で画家のマリアンヌ・ストークスに仕える女中でした。1914年の夏、夫妻はサージェントとともにオーストリア領チロルを旅していました。三人で何度か出かけた、山でのスケッチ旅行のひとつです。サージェントは小さな一団を森のはずれに置き、画面の半分以上を手前の岩に充てました。それでも題名は視線を人物へと引き戻し、ここで師と呼ぶべきなのはどちらの画家なのか、少しいたずらっぽく問いを残しています。1915年1月、サージェントはこの絵を画商ノードラーに200ポンドで売りました。当時のレートで1000ドル弱です。その15か月後、ノードラーはオハイオ州アクロンのゴム業界の経営者アーサー・マークスに6000ドルで売り、1922年にはボストン美術館が9500ドルを支払いました。




