婚宴のたとえ

婚宴のたとえ


作品情報

制作年
1636
技法
油彩

ストーリー

ここに残るのは断片、冠をいただく王のただ一体の巨大な姿で、はるかに大きな楕円形の絵から切り取られたものである。ストロッツィは全体を1636年ごろ、ヴェネツィアの施療院オスペダーレ・デリ・インクラビリに付属する教会の天井のために制作した。そこでは他の画布、すなわち「楽園」や、今日失われた一連の「徳」とともに掛かっていた。主題はキリストの婚宴のたとえである。王が息子の婚礼に招くが断られ、そこで広間を街から集めた見知らぬ者たちで満たし、婚礼の衣を着ずに来た一人の男を見つけて追い出させる、という話だ。1825年に教会は聖別を解かれて空にされ、絵は散り散りになり、天井の大半は1865年に競売にかけられた。冠をいただく王こそ、そこから生き残った部分であり、いまはギャラリーに掛かっている。

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