
Camille Pissarro · PD
ピンクのシャレー、クール・ヴォラン集落、ルーヴシエンヌ
作品情報
ストーリー
1870年の春、ピサロはパリの西、丘の上の村ルーヴシエンヌに住んで一年ほどになり、家のまわりの道や庭を描いていた。画面の中央には白い花をつけた木が伸び上がり、その下には砂の小道が横切る菜園の低い畝が並ぶ。奥のほう、幹や枝になかば隠れて建つのが題名の家で、白い窓枠と二本の赤い煙突をもつバラ色のシャレーである。隣にはもう一つ赤い屋根がのぞき、さらに向こうは木々に覆われた斜面になっている。署名と1870年の年記は下の隅に描き込まれている。この絵はオーギュスト=アンリ・ダリノーという医師が所有していたが、1901年2月1日、パリの競売場オテル・ドゥルオーで彼のコレクションが売り立てられた。




