
シエナの聖ベルナルディーノの説教
作品情報
ストーリー
シエナの聖ベルナルディーノは1444年に亡くなったフランチェスコ会の修道士で、15世紀イタリアで最も名高い説教者のひとりでした。シエナでは、サン・フランチェスコ聖堂のそばに専用の礼拝堂をもつ信徒会が、彼の記憶を守っていました。1537年、ベッカフーミはこの礼拝堂のために、聖母子と聖人たちを描いた祭壇画を完成させます。幅51センチのこの小さな板絵は、その裾に並ぶ場面の帯、プレデッラの一枚です。
ベッカフーミは聖人を高い木の説教壇に立たせ、聴衆をその下の長椅子に集めています。プレデッラの残る二枚、《聖アントニウスとラバの奇跡》と《聖痕を受ける聖フランチェスコ》もルーヴルにあります。1835年の時点では、三枚ともまだシエナの元の場所にありました。美術館は1966年、ロンドンの画商ジュリアス・ワイツナーからこれらを購入しました。




