アララト山の一万人の殉教者

アララト山の一万人の殉教者


作品情報

制作年
1515
技法
油彩

ストーリー

主題は陰惨で、それに形を与えるためにカルパッチョはダンテに手を伸ばした。伝説は、天使が現れた後にキリストへ改宗し、やがてアララト山で集団磔刑に処された何千ものローマ兵を語る。その山を思い描くために、彼はダンテ『神曲』の煉獄を借りたらしい。殉教者たちは螺旋の小道を頂へと登り、その上で天は光の輪となって開き、輪が輪の内に重なっていく。彼は1515年に署名と年記を入れた。この絵はヴェネツィアのサンタントニオ・ディ・カステッロ教会の大理石の祭壇のために制作されている。斜面の木々は磔にされた人々でびっしりと覆われ、あまりに多いので、視線は枝のあいだに次々と新しい姿を見つけてしまう。

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