
William Etty · PD
クレオパトラの凱旋
作品情報
ストーリー
1821年、ウィリアム・エティはロンドンのロイヤル・アカデミー展にこの《クレオパトラの凱旋》を出品し、一躍名を知られるようになった。エジプトの女王クレオパトラが、金と真紅で飾られた豪奢な船に乗り、大勢の従者や愛の神々に囲まれて水上を進んでいく。画面はほとんど裸の肉体であふれ、エティが生涯こだわり続けた官能的な人体表現がここに凝縮している。裸婦を大胆に描く彼の作風はしばしば非難も浴びたが、この一枚は当時の批評家を驚かせ、画家としての地位を築くきっかけになった。船を覆う布や水面には、豊かな色彩が惜しみなく注がれている。現在はマージーサイドのレディ・リーヴァー美術館にある。




