神殿の中の十二歳のイエス

神殿の中の十二歳のイエス


作品情報

制作年
1508
技法
トウヒ材パネルに絵画
寸法
47 × 30 cm

ストーリー

手前の石段に、青い花をつけたチコリの小枝が一本横たわっています。同じ植物は小さな作品群のどの板絵にも現れ、名前を記したふたつの銘文をもとに、美術史家エルンスト・ブフナーはこれらをフィラッハのウルバン・ゲルチャッハーと結びつけました。ベルヴェデーレもこの名を用いていますが、ウィーン大学の最近の研究は、むしろ複数の画家からなる工房の仕事と見ています。ルカによる福音書によれば、12歳のイエスは両親に知られぬままエルサレムに残り、三日後に神殿で教師たちのなかにいるところを見つけられました。ここでは彼が書見台の前に立ち、開いた本に指を置いています。まわりには豪華な衣と高い帽子の学者たちが集まっています。丸天井の広間の外では、両親がいまようやく到着したところで、母は布を目に当てています。1508年のこの小さな板絵は、いまも当初の針葉樹材の額縁に収まっています。

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