二台の馬車

二台の馬車


作品情報

アーティスト
クロード・ジロ
制作年
1707
技法
油彩、カンヴァス
種類
絵画
寸法
127 × 160 cm

ストーリー

パリの狭い通りで二台の馬車が鉢合わせし、どちらも道を譲ろうとしない。ルーヴル美術館によれば、この場面は実際に起きた同じような騒ぎがもとになっている。それが短い寸劇に仕立てられ、1695年初演のルニャールとデュフレニの喜劇『サン=ジェルマンの市』に付け加えられた。馬車に乗っているのはアルルカンとスカラムーシュで、二人とも女装している。乗客と御者がののしり合っていると、通りがかった裁判官が仲裁に入り、かえって追い払われてしまう。

ジロは何枚もの素描を重ねてこの油彩にたどり着いた。そのうちペンとサンギーヌで描いた一枚もルーヴルにある。1805年にパリの売り立てに出たとき、目録はこの絵をジロの弟子アントワーヌ・ヴァトーの作としていた。師よりはるかに名高くなった弟子である。その後サンクトペテルブルクの収集家の手に渡り、1923年にルーヴルが購入した。

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