ホップ・フロッグの復讐

James Ensor · PD

ホップ・フロッグの復讐


作品情報

制作年
1896
技法
油彩・カンヴァス
種類
絵画
寸法
114 × 81.5 cm

ストーリー

この場面は、アメリカの作家エドガー・アラン・ポーの短編からそのまま来ている。「ホップ・フロッグ」では、体の不自由な宮廷道化が、残酷な王に一度ならず辱められたすえ、王とその七人の大臣を、鎖につながれた猿の扮装で仮面舞踏会に出るよう言いくるめる。宴の絶頂で道化は八人をひとまとめに引っかけ、シャンデリアのように吊り上げ、群衆の頭上で火を放ち、そして逃げおおせる。アンソールは、笑いものにされた権威を愛した。王、軍隊、教会。道化の復讐というポーの物語は、その出来合いの一形を彼に与えた。彼は燃え上がる瞬間そのものを描く。仰ぎ見る顔の海の上、宙で燃えさかる猿たち。熱い赤と、煙って凝った色が、火をほんものらしく感じさせる。

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