
Chaïm Soutine · PD
村
作品情報
ストーリー
南仏カーニュから約八キロ、岩山の頂に家々と粉挽き小屋が高さを違えてしがみつくように建つ村、ラ・ゴード。スーティンは1923年から翌年にかけてこの村を繰り返し描き、九点の作品が残る。本作もその一つである。家は傾き、木々はねじれ、道は壁の中へ巻き込まれていくようで、自分がどこに立っているのかもわからなくなる。オランジュリー美術館は、これをスーティンの風景画のなかで最も急進的で特異な一枚としている。1923年の末、彼はパリの画商レオポルド・ズボロフスキーに宛てて、カーニュを離れたい、この風景にはもう耐えられないと書き送った。作品は画商ポール・ギヨームから未亡人ドメニカの手に渡り、1963年にフランス国家が彼女から購入した。




