聖母子

Domenico Ghirlandaio · PD

聖母子


作品情報

制作年
1485
技法
テンペラ
種類
絵画
寸法
88.9 × 57.8 cm

ストーリー

幼子イエスは母を見上げ、すでに説教をしているかのように指を一本立てている。この板絵は長いあいだ、ギルランダイオの工房の助手の作とされてきた。1480年代、彼の工房はフィレンツェの有力な一族のために礼拝堂をまるごと壁画で飾るほど多忙だった。ところが洗浄の結果、技法も質も同じ時期の画家自身の作品とよく一致することがわかり、ナショナル・ギャラリーは現在、本人の手になるものと考えている。聖母のマントが緑がかって見えるのは、青い顔料のアズライトが年月とともに変色したためで、空には瑠璃から作るウルトラマリンが使われている。板はある時点で長方形に切り詰められ、今の上部のアーチは後から補われたものだ。かつてナショナル・ギャラリー初代館長チャールズ・イーストレイクの所有で、1924年に化学者で収集家のルートヴィヒ・モンドの遺贈によって館に入った。

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