
カトリック両王の聖母
作品情報
ストーリー
玉座の両脇に立つ二人は、どちらもドミニコ会の聖人です。左は建物の模型を捧げ持つトマス・アクィナス、右は白百合と開いた本を持つ会の創立者ドミニコで、それぞれ光輪のなかに名前が書き込まれています。その後ろに控える二人の修道士は聖人ではなく、この板絵が置かれた修道院の実在の会員で、王の背後の一人は古くからトマス・デ・トルケマダだと言われてきました。断定はされていません。場所はアビラのサント・トマス修道院にあった王室専用の礼拝空間で、両王はそこに二人の子とともに跪いています。プラド美術館は制作年を1491年から1493年の間とし、作者は名前の知られない画家として扱っています。技法は板の上の混合技法です。