少年バルフォロメイの幻視

Mikhail Nesterov · PD

少年バルフォロメイの幻視


作品情報

制作年
1889
技法
油彩・キャンバス
種類
絵画
寸法
160 × 211 cm

ストーリー

ロシアの伝承によれば、聖セルギイ・ラドネジスキーは少年のころヴァルフォロメイと呼ばれ、どうしても字が読めなかった。ある日野原で老いた修道士に出会い、聖別されたパンのかけらを与えられると、突然文字が読めるようになったという。ネステロフはこの瞬間を1889年から1890年にかけて描いた。やせて頼りなげな少年が老修道士の前に立ち、細い木々と淡い秋の光に包まれた静かなロシアの風景がそれを包む。1890年に移動派の展覧会でこの絵を出したとき、年長の画家たちは、世俗の会場にイコンを持ち込んだと彼を責めた。それでもネステロフは生涯、これを自分のもっとも大切な作品と考えていた。

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