
Vincent van Gogh, The Yellow House, 1888. Wikimedia Commons. · PD
黄色い家
作品情報
ストーリー
1888年、ゴッホは南フランスのアルルで、画家たちが共に暮らし制作する「南のアトリエ」を夢見ていました。その拠点が、ラマルティーヌ広場に建つこの黄色い家です。彼は一階を台所とアトリエ、二階を自室と客室にあて、秋に来るゴーギャンを迎える準備を整えていきます。そのために、あの《ひまわり》の連作を描き、客間の壁を飾ろうとしました。強い陽射しのなかで壁は目が覚めるような黄色に輝き、空はほとんど濃い群青です。右手前を横切っているのは、当時開通したばかりの鉄道の線路と、煙を上げて走る汽車です。この家は1944年、第二次世界大戦の爆撃で壊され、今は残っていません。




