
若き共和国
作品情報
ストーリー
1908年、ロルはこの絵に「若き共和国」という題をつけました。とはいえ、1870年の敗戦のあとに宣言されたフランス第三共和政は、このときすでに40年近く続いていました。燃えるような赤い衣をまとい、片方の胸をあらわにし、頭には赤い帽子。裸足の女性は荒れた岩の上を歩き、でこぼこの地面で釣り合いを取るかのように両腕を大きく広げています。群衆も旗もありません。絵は1909年の国民美術協会のサロンに出品され、そこで国が買い上げました。1920年まではリュクサンブール美術館に掛けられ、その後はパリの国立自然史博物館に預けられて、92年間そこにありました。ルーヴル美術館の所蔵品としてオルセー美術館に移されたのは2012年のことです。
