
Franz Marc · PD
三匹の動物
作品情報
ストーリー
前を歩く白い犬は、美術館によればフランツ・マルクの飼い犬で、シベリアの牧羊犬ルッシです。マルクはこの犬を何度も素描し、油彩にも描きました。そばには目を閉じた猫と、丸くなって眠る赤いキツネがいます。自然の中なら、これほど穏やかに並ぶことはまずない顔ぶれです。1912年に描かれたこの絵を、クンストハレ・マンハイムが購入したのは1919年でした。1933年4月、ナチスが任命した館長代理は、館が買い集めた近代美術を額縁なしで値段とともに並べ、笑いものにする展覧会を開きました。マルクもその標的となった画家の一人です。この絵はのちに押収され、その後返還されました。第二次世界大戦中は安全な場所に移され、戦後になってマンハイムに戻っています。




