
Amedeo Modigliani · PD
木と家
作品情報
ストーリー
モディリアーニが描いたのは、ほとんどつねに人だった。細長い顔と裸婦である。風景は彼の作品ではきわめてまれで、ほんの数点しかなく、そのすべてが1918年から1919年、南フランスに滞在していたあいだに生まれた。第一次世界大戦が彼をパリから遠ざけ、ニースやカーニュに近いコート・ダジュールで、人物を描くこの画家はふと木や家を見つめはじめた。ここに残るのは、細い一本の木と、単純で角ばった面でできた家で、そこには彼がセザンヌから学んだものが感じられる。1919年の春に彼はパリへ戻り、その数か月後、1920年1月に三十五歳で世を去った。




