
Giovanni Battista Gaulli · CC-BY-SA-4.0
イエスの御名の勝利
作品情報
ストーリー
1679年のクリスマスイブ、イエズス会士たちはローマのジェズ教会、その総本山の天井にこの絵をお披露目した。ローマでバチッチャと呼ばれた画家ガウリは、十年近くこれにかかりきりだった。中央にはイエスの名、IHSの組み文字が光を放って燃え、そこから祝福された人々の群れが立ちのぼり、罰せられた者たちは額縁の外へと転げ落ちていく。この仕事は、ローマ・バロックの偉大な彫刻家、老ベルニーニの推薦で手に入れたもので、それがよくわかる。描かれた人物はアントニオ・ラッジの本物の金泥の漆喰にまであふれ出し、どこまでが絵でどこからが建築なのか、もう見分けがつかない。
