
Gautier Poupeau from Paris, France · CC-BY-2.0
トゥルーヴィル、座礁した船
作品情報
ストーリー
トルーヴィルは、ノルマンディーのトゥーク川の河口にある町です。1820年代の終わりにはまだ漁村で、海洋画家シャルル・モザンがサロンに出品した絵によって、パリの人々に知られるようになりました。1860年代には、夏になるとパリから客が押し寄せる流行の海水浴場に変わっています。縦21センチ、横26センチのこの小さな絵が、どちらのトルーヴィルを描いたものかははっきりしません。古い文献は1830年代の作とし、ルーヴル美術館は現在、1850年から1875年のあいだとしか記していません。描かれているのは働く浜です。干潮の濡れた砂の上に漁船が傾いて横たわり、帆はだらりと垂れ、沖には小さな帆がいくつか見えます。左下には、暗い色の大文字でコローの署名と、バルドンという人物への献辞が描き込まれています。




