
Francisco Goya / Francisco Goya · PD
スープを食べる二人の老人
作品情報
ストーリー
1820年ごろ、耳の聞こえないゴヤは70代なかばで、マドリード郊外の一軒家に暮らしていました。その家はゴヤが越してくる前から「聾者の家」と呼ばれていたといいます。彼は部屋の壁に、誰に見せるつもりもない暗い絵を描きつけました。のちに「黒い絵」と呼ばれる連作です。この一枚には、スープを前にした二人の老人がいます。片方はスプーンを手にしていますが、男か女かもはっきりしません。もう片方は歯をむき出した頭蓋骨のようで、まるで死そのものが隣に座っているかのようです。壁の絵は1874年から78年にかけてはがされ、カンヴァスに移されて、プラド美術館へと運ばれました。




