
Camille Pissarro · PD
牧場の二人の農婦(ル・プレ)
作品情報
ストーリー
2014年1月、ボストン美術館は、春の展覧会に所蔵の印象派絵画のどれを掛けるかを一般の投票で決めました。三週間で41,497票が集まり、上位30点が展示室に並びました。この牧草地の絵は9位でした。フランス語の題は単に『ル・プレ』、牧草地という意味です。ピサロは当時エプト川沿いのエラニーに住み、家のまわりの野原を毎日のように描いていました。左には高いポプラが立ち、木々のあいだから屋根がのぞき、遠く中景では何頭かの牛が草をはんでいます。二人の女性は左下の隅に低く置かれ、一人は草の上に座り、もう一人は籠を腕に下げてそばに立っています。縦長のカンヴァスで高さは90センチを超え、画面のほぼ半分を空が占めています。ピサロは1893年の年記を入れて署名し、その年の3月17日に画商ポール・デュラン=リュエルに売りました。




