
ヴェネツィア:ジェズアーティ教会
作品情報
ストーリー
正式な名はサンタ・マリア・デル・ロザリオですが、ヴェネツィアの人々はこの教会をジェズアーティと呼びます。ジュデッカ運河に面した長い岸辺、ザッテレに立つ教会で、その呼び名は14世紀にシエナで生まれたジェズアーティ会に由来します。イエスの名をしきりに唱えたことからついた通称で、イエズス会とは関係がありません。イエズス会の教会は町の北側に別にあります。ジェズアーティ会は1668年に教皇クレメンス9世によって解散させられ、その土地を競売で手に入れたドミニコ会が、1725年から1743年にかけて現在の聖堂を建てました。設計はジョルジョ・マッサーリ、天井画はジョヴァンニ・バッティスタ・ティエポロです。
サージェントは1911年頃、水際のすぐ近くからこの教会を描きました。ファサードの巨大な円柱は紙の上端からはみ出し、画面に残るのは基壇と石段、明るい石の壁、そして岸辺に立つ数人の黒い人影です。




