
Vincent van Gogh, View of Arles with Irises in the Foreground, 1888. Wikimedia Commons. · PD
手前にアイリスの咲くアルル風景
作品情報
ストーリー
フィンセント・ファン・ゴッホは1888年2月、パリよりも強い光と色を求めて、南フランスのアルルにやって来た。それからわずか数か月後の5月、彼は町はずれのこの眺めを描いた。手前では、青みがかった紫のアイリスの帯が、草地の黄色に映えている。まさに、彼を魅了し、この一帯の野で繰り返し探し求めた補色の対比である。その奥、木立の間からアルルの屋根と教会の鐘楼がのぞく。到着後まもなく描いた最初期の風景のひとつで、花咲くプロヴァンスの田園に彼は夢中になり、弟テオへの手紙にそのことを何度も書いている。




